夢叶えた「スター・ウォーズ」ファン死去

末期がんを患い、死ぬ前に大好きなSF映画「スター・ウォーズ」シリーズの最新作を見たいとの夢を死の床で実現させた米テキサス州在住のダニエル・フリートウッドさんが亡くなったそうだ。妻のアシュリーさんが10日、明らかにした。
8~9歳ごろから「スター・ウォーズ」ファンだったというフリートウッドさんは、珍しい結合組織がんの一種を患い、今年7月に医師から余命2ヶ月と宣告されていた。ただ来月に公開される最新作を見たい一心で何とか持ちこたえていると語っていた。
インターネット上ではこの願いを叶えようという運動が展開され、同シリーズでルーク・スカイウォーカー役を演じる米俳優マーク・ハミルさんと最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で主役フィンを演じる英俳優ジョン・ボイエガさんの目に留まると、一気に盛り上がりを見せた。
そしてついに、最新作でメガホンを取るJ・J・エイブラムス監督がフリートウッドさんに直々に電話をかけ、緩和ケアを受けていた自宅での特別上映が5日に実現。その2日後には医師らから、両肺の9割ががんに侵されていると告げられていたそうだ。
妻のアシュリーさんは10日、フェイスブック上に「ダニエルは眠っている間に安らかに息を引き取りました。彼はこれからもわたしのアイドルであり、ヒーローです」と投稿。最後に一緒に取ったというセルフィーには「ダニエルにフォースを」と言うロゴ入りにTシャツを着た2人が手を取り合ってほほ笑んでいる様子が写っている。
最新作を見たいという夢が叶い、安らかな気持ちで息を引き取ったのだろう。最後に夢を叶えてあげた俳優陣や監督の配慮は素晴らしいものだ。